除毛クリームで毛が抜ける仕組みと注意点
最近は男性コスメ、スキンケアブームが到来していますが、
ムダ毛の除毛をする男性が年々増えているのはご存じでしたか?
ひと昔前までは、「そんなことするのは女性だけだ。」という感じでしたが、
今や、男性も当たり前の時代になりました。
時代の流れとともに、男性の「美」への意識も高まってきたのです。
「そんなムダ毛の除毛なんて、若者だけだろ。」と考えてしまいかねないですが、
時代は変わりました。
現に世の女性は、剛毛や、ムダ毛がある男性よりは、大方が手入れされてる美しい肌を好むというデータもあります。
除毛クリームは、アルカリ性の化学物質「チオグリコール酸カルシウム」、「水酸化カルシウム」が使われていて、除毛した肌の保湿効果のために「アロエエキス」、「大豆エキス」そして「ヒアルロン酸」が使用されている場合もあります。
そんな除毛クリームを使うと簡単に毛が抜けるのですが、その仕組みってどうなってるのかチョット興味ありませんか?
医薬部外品でもある「チオグリコール酸カルシウム」が毛を分解する役割があるのです。毛を溶かしているように見えるのです。
「チオグリコール酸」はパーマ液にも含まれているので、なんとなくイメージしやすいのではないでしょうか?
パーマをあてると具合によって、髪の毛が縮みますからね。
もちろん、除毛クリームとは「チオグリコール酸カルシウム」の配合度合いが違います。
また「チオグリコール酸カルシウム」は、アルカリ性でタンパク質を分解します。
ムダ毛自体はタンパク質なので、除毛クリームを塗って5分ほど置き、成分がムダ毛に浸透することによって、弱酸性でできているムダ毛のタンパク質に働きかけるので、分解作用で除毛ができるのです。
ですが、注意すべきはお肌自体もタンパク質でできているので、除毛クリームで痛めることがあるので、スキンケアが必要です。
除毛クリームの中でも保湿成分がシッカリと含まれているものを使用することをオススメします。
除毛クリームでの除毛、脱毛は1度きりではないことも忘れないで下さい。
つまり、永久脱毛性はないので、また、ムダ毛は生えてきます。
永久脱毛希望の場合は、やはりレーザー治療ということになります。費用もその分
用意しなくてはイケません。